EDWARDS E-LP 85SD~Made In Japan,Seymour Duncanのピックアップ搭載のレスポールタイプ〜

EDWARDS

EDWARDS E-LP 85SD

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Introduction

EDWARDS E-LP 85SDは、ESPのサブブランドであるEDWARDSのモデルで、高品質な楽器をESPブランドよりも手頃な価格で提供しています。このE-LP 85SDは、伝統的なシングルカットデザインを持つレスポール(Les Paul)スタイルのギターで、優れたクラフトマンシップで知られています。

Basic Spec

BODY :(Top)Flame Maple,(Back)Mahogany
NECK : Mahogany
FINGERBOARD :Rosewood,22frets
SCALE : 628mm(24.75 inch)/Medium
JOINT : Set-Neck
PICKUPS :(Front) Seymour Duncan SH-1n
(Rear) Seymour Duncan SH-4
CONTROL :Front & Rear Volume
Front & Rear Tone
Toggle PU Selector
BRIDGE :Tune-Matic/Stop Tailpiece

Design

EDWARDS E-LP 85SDはクラシックなレスポールタイプのデザインを採用しています。

EはEDWARDSの頭文字
LPはレスポールスタイル
85は当時の定価85,000円から由来されているようです。
SDはSeymour Duncanを搭載していることから名付けられています。

ボディは通常、フレイムメイプルトップもしくはハードメイプル、バックはマホガニーがついており、豊かで暖かい音色とサステイン(音の持続力)を提供します。
ネックは一般的にマホガニー製で、ローズウッド指板が使われています。
ペグやブリッジなどクロームやニッケルのハードウェアで、安定したチューニング性能があり、Gotohなどの高品質なチューナーやブリッジが搭載されています。

クルーソンペグ搭載です

Sound Performance

ピックアップは、セイモア・ダンカン(Seymour Duncan)SH-1n(ネック)とSH-4(ブリッジ)が搭載されています。セイモア・ダンカン(Seymour Duncan)SH-1n(’59 Model Neck)とSH-4(JB Model)は、どちらも非常に人気の高いモデルで、特にロックやメタル系のギタリストに支持されています。以下に、それぞれのピックアップの特徴と違いを詳しく説明します。

◆SH-1n (’59 Model Neck)

SH-1nは、セイモア・ダンカンの「’59 Model Neck」として知られ、1950年代のレスポール・スタイルのハムバッカーのトーンを再現することを目指して作られました。そのため、ヴィンテージのクラシックなトーンを求めるギタリストに愛されています。
•ポジション: ネックポジション用(nは「ネック」を意味)

サウンドの特徴

•ウォームで甘いトーンを持ち、クリアかつ豊かなミッドレンジが特徴です。
•ヴィンテージ感のあるサウンドで、クリーンから歪みまで幅広いジャンルに対応可能。
•ネックポジションにおいては、ブルース、ジャズ、クラシックロックのリードやリズムプレイに非常に適しており、太く温かみのあるトーンを提供します。

構造

•マグネット: アルニコ5
•出力: ミディアム(ヴィンテージ風)
•DCR(直流抵抗値): 7.6kΩ(低めの出力で、クリーンサウンドが良好)
•用途: クリアで豊かなトーンを求めるプレイヤー、特にクラシックロックやブルース、ジャズ系の演奏に向いています。ビンテージライクな音色が特徴で、プレーンなクリーントーンでも非常に美しい音を出せます。

◆SH-4 (JB Model)

•概要: SH-4は、セイモア・ダンカンの「JB Model」として有名で、強力なハムバッカーとして1970年代に初めて登場しました。「JB」は、「Jazz Blues」を意味するという説がありますが、実際にはハイゲインで厚みのあるサウンドが得意です。
•ポジション: ブリッジポジション用

サウンドの特徴

•強力でパンチのあるハイゲインサウンドが特徴で、特にロックやメタルで多用されます。
•高音域がきらびやかで、低音もタイトなため、ソロプレイやリフで抜群の存在感を発揮します。
•歪みが多いセッティングでも音がつぶれず、クリアなアタック感が保たれるのが特徴です。

構造

•マグネット: アルニコ5
•出力: ハイ(パワフルなディストーションにも適応)
•DCR(直流抵抗値): 16.4kΩ(高めの出力で、歪みやすい)
•用途: ロック、ハードロック、メタルといったジャンルに最適です。特に、リードギターでの力強いプレイや、しっかりとしたリフを必要とするシーンで真価を発揮します。非常にバランスの取れたピックアップで、クリーントーンでも使えますが、そのポテンシャルは歪みの中で最も際立ちます。

SH-1n(ネック)とSH-4(ブリッジ)は、バランスの取れた組み合わせとして非常に人気です。ネックポジションでの甘くクリアなトーンと、ブリッジでのパワフルで鋭いリードトーンを組み合わせることで、多様な音楽ジャンルに対応できます。
この二つのピックアップを組み合わせることで、ヴィンテージ感とモダンなハイゲインサウンドをバランスよく楽しめる、非常に多機能なギターセッティングが可能になります。

フロントピックアップはSeymour Duncan SH-1n
リアピックアップはSeymour Duncan SH-4

音色は豊かでヴィンテージ風のトーンが特徴で、ブルース、ロック、クラシックロックなどに適しており、あのGibsonのレスポールと遜色がないほどのサウンドを持っています。
↓は比較動画です。一度聞いただけではなかなか見分けることができません。

@guitartommy様の動画を拝借いたしました

Strong & Weak Point

長所

・コストパフォーマンスに優れ、割と安価でレスポールの音・外見が楽しめる
・日本製でしっかりとした作りをしている
・現在のEDWARDSのピックアップはEDWARDSオリジナルであるが、Seymour Duncanを標準装備している

短所

・現在は生産終了モデルなので、新品では手に入れづらい
・中古品を手に入れることになる可能性が高いので、ギターのボディーや電子部分などのある程度のダメージがあることを理解しておかなければならない

General Review

今回EDWARDS E-LP 85SDをレビュー記事を作成するために、調べていた結果、
EDWARDS E-LP 85SDとEDWARDS E-LP 125SDの情報が混在しているように感じた。
(調べた結果、そんなに大差がないことも同時に分かったのだが…)
ただ実際に弾いてみたところ、本家Gibsonにも勝るとも劣らない可能性を秘めていることも同時に分かった。
当時のMADE IN JAPAN、ジャパンヴィンテージを楽しんでみたい方はぜひ検討していただきたい一品だと感じました。

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