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Steinberger Spirit GT-PRO Deluxe~革新的なギターの魅力に迫る~
Introduction
ギターの進化は多様な方向性を見せていますが、その中でも「ヘッドレスギター」という革新的なデザインで注目を集めるSteinberger。そのエントリーモデルとして愛されるSteinberger Spirit GT-PRO Deluxeは、持ち運びやすさ、個性的な外観、幅広い音作りが可能なスペックを兼ね備え、多くのギタリストにとってユニークな選択肢となっています。
この記事では、GT-PRO Deluxeの魅力や特徴、そして実際に使う中で感じるメリット・デメリットを詳しく解説していきます。初めてヘッドレスギターを試したい方や、モバイル性を重視したギターを探している方にとって、必見の内容です!
Basic Spec
Finish: Gloss
Neck Material: 3-pc Hard Maple
Body Material: Poplar
Neck Shape: 1960’s SlimTaper™; D profile
Fingerboard Radius: 14″
Frets: 24; Medium-Jumbo
Scale Length: 25.5″
Zero Nut Width: 1.625
12th Fret Width: 2.04″
Bridge: Locking R-Trem™ Tremolo System
Saddle Material: Steel
Bridge String Spacing: 0.42″
Tuning System: Patented 40:1 Ratio Direct-Pull
Neck Pickup: Steinberger HB-2
Middle Pickup: Steinberger SC-1
Bridge Pickup: Steinberger HB-1
Controls:
Master Volume
Master Tone
5-Way Pickup Selector
Hardware: Black
Output Jack: Premium 1/4″ Barrel-Style
Strings: Steinberger DoubleBall™ 10-46
Other: Fold Down/Up Leg Rest
Includes: Deluxe Gigbag
Design
ボディはポプラ材で出来ています。
ポプラ材は非常に軽く、ギター全体の重量を抑えるのに適しています。そのため、長時間の演奏でも肩や腕への負担が少ないという利点があります。比較的安価で入手しやすく、エントリーモデルや中価格帯のギターによく使われます。コストパフォーマンスの良さが特徴です。
ポプラ材はアルダー材に近いトーンを持つとされ、バランスの良い中音域と明瞭な高音域が特徴です。サスティン(音の伸び)は適度で、扱いやすい音質です。特にロックやポップスに適しており、クリーンからディストーションまで幅広く対応可能です。
木目が比較的シンプルで柔らかいため加工がしやすく、塗装もしっかりと仕上がります。この点からもエントリーモデルに採用されることが多いです。
ポプラ材は、軽量で扱いやすい性質から、初心者向けギターや旅行用ギターに多く採用されています。特に、エントリーモデルで初めてエレキギターを手にする人にとっては、コストパフォーマンスの良さや音のバランスの良さが魅力的な選択肢と言えます。
ネック材には3ピースのハードメイプルが使用されています。
メイプル材は、硬くて密度が高いため、以下のような特徴があります:
•音響特性: 明るくクリアな音色で、音の分離が良い。
•耐久性: 高い剛性があり、ネックの反りに強い。
•サスティン: 振動を効率的に伝え、長いサスティンを実現。
Steinberger Spirit GT-PRO Deluxeでは、「1960年代スタイルのスリムテーパーDシェイプ」が採用されています。この形状は薄めで、握りやすく、女性やお子様の小さな手でも快適に演奏でき、テクニカルな演奏やギターソロを弾くプレイヤーにおすすめです。
ヘッド部は、Steinbergerのすべてのモデルで特徴的なヘッドレスデザインは、ネックの重量を軽減し、演奏時のバランスを向上させます。
塗装仕上げは、Spirit GT-PROシリーズでは、ネックの表面は滑らかに仕上げられており、長時間の演奏でも快適です。
Sound Performance
Steinbergerのギターのサウンドは、独自の設計とピックアップ構成により、非常にユニークかつ多用途です。
サウンドの特徴
- ピックアップによる多彩なトーン
- Spirit GT-PRO Deluxeの場合、H-S-H(ハムバッカー・シングルコイル・ハムバッカー)の構成を採用しており、各ピックアップにより様々なトーンを生み出すことができます。
- ネックポジション: 太くウォームなトーン、クリーンサウンドやリードプレイに適しています。
- ミドルポジション: 明瞭な中音域で、カッティングやクリーンサウンド向け。
- ブリッジポジション: 明るくシャープな音質で、ハイゲインのリフやリードに最適。
- Spirit GT-PRO Deluxeの場合、H-S-H(ハムバッカー・シングルコイル・ハムバッカー)の構成を採用しており、各ピックアップにより様々なトーンを生み出すことができます。
また5ウェイピックアップセレクターにより、複数のピックアップをブレンドした音作りも可能です。
- ヘッドレス構造の影響
- ヘッドレスデザインは、弦の振動をより効率的にボディに伝えるとされています。その結果、クリアでバランスの取れた音色が得られます。また、サスティンが向上する傾向があり、特にリードプレイやソロでその効果を実感できます。
- R-Tremブリッジの効果
- 精密なチューニングが可能で、極端なアーミング(トレモロプレイ)でも安定した音程を保てます。
多くのレビューでは、Steinbergerのサウンドは「多用途」「クリア」「バランスが良い」と評価されています。ただし、一部のユーザーはピックアップの質感を「無難」と感じ、ピックアップ交換を行うことでより好みの音を得る場合もあります 。
Strong & Weak Point
Steinberger / Spirit Collection GT-PRO Deluxeは、コンパクトでユニークなデザインのギターで、特にモバイル性や特定のスタイルのプレイヤーに魅力的です。しかし、特定の用途やプレイスタイルにおいては欠点もあります。以下にメリットとデメリットを挙げます。
メリット
- コンパクトで持ち運びに便利
- ヘッドレスデザインにより非常に軽量で、持ち運びが簡単。旅行用ギターとしても最適です。
- 小型で、狭いスペースでもプレイ可能。
- ヘッドレスデザイン
- チューニングの安定性が高い。
- 弦交換が簡単で、特殊なトリプルブレードナットシステムを採用。
- トランス・トレムシステム(上位モデルのみ)
- ベーシックなSpirit GT-PROには通常のロッキングトレムが搭載されていますが、チューニングを維持しながら多彩なピッチ操作が可能。
- 多彩な音作り
- HSH(ハムバッカー-シングル-ハムバッカー)のピックアップ構成により、多彩なジャンルに対応できる。
- コイルタップも可能なため、クリアなトーンからファットなトーンまで幅広く対応。
- コストパフォーマンス
- スピリットシリーズは比較的手頃な価格で、Steinbergerの利点を楽しめる。
デメリット
- 慣れが必要なデザイン
- ヘッドレスデザインや小型ボディは、従来のギターに慣れているプレイヤーには違和感を覚える場合がある。
- ストラップの位置やバランスが独特で、長時間プレイする際に慣れが必要。
- 特定の弦を必要とする
- 専用のダブルボールエンド弦を使用する必要があるため、市販の標準弦がそのまま使えない場合がある。
- 一部のプレイヤーにとっては手間や追加コストとなる。
- 低価格モデルの品質
- Spiritシリーズは上位モデルに比べてハードウェアや素材の品質が劣る。
- トレモロの精度やピックアップの出力に不満を感じる場合がある。
- 音響的な制限
- ボディが小型であるため、アコースティックな共鳴やサステインが少ないと感じることがある。
- 重厚な音を求めるプレイヤーには物足りない場合も。
- リセールバリューが低い
- 一部の市場では人気が限られているため、転売時の価値が低い場合がある。
ダブルボールエンド弦は下記をチェックしてみてください。
General Review
Steinberger Spirit GT-PRO Deluxeは、ユニークなヘッドレスデザインと高いモバイル性が特徴のギターで、特に旅行用ギターやコンパクトな楽器を求めるプレイヤーにとって非常に魅力的です。その軽量性と持ち運びのしやすさ、幅広い音作りが可能なHSHピックアップ構成により、初心者から中級者まで幅広い層に支持されています。しかし、専用の弦が必要であったり、慣れが必要なデザインや低価格モデルならではの品質面の制約があるため、伝統的なギターを好むプレイヤーには向かない場合もあります。いずれにしても、現在はネットでも簡単に購入することができますので、ぜひチェックしてみて下さい!